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結婚詐欺と並び、婚活で心配されがちなのが「サクラ」の存在です。
パーティーなどでの盛り上げ役や数合わせのため主催者に雇われ、何食わぬ顔で参加メンバーに交じっている人のことですね。
サクラは元々婚活をする気がないにも関わらず、イケメン美女のことが多く、人気を集めやすいため、真剣に婚活を行う立場からすると大きなトラップと言えます。

では「結婚相談所」にフォーカスした場合、サクラはいるのでしょうか?
“いる”としたらどのような目的でサクラ行為を行い、どんな特徴を持つのでしょうか。
今回は私達の宿敵“サクラ”についてお話します。

結婚相談所はサクラを雇っているの?

結婚相談所のサクラをイメージ

結論を言うと、結婚相談所がサクラを雇う可能性は限りなくゼロに近いです。
なぜなら、サクラの存在は結婚相談所にとって「百害あって一利なし」だから。

結婚相談所に登録している人の目的は結婚することであり、結婚相談所を介しての行動はすべて「結婚」というゴールに向かっています。
成婚率は結婚相談所の評判に直結することから、結婚相談所としても利用者には良い出会いをしてもらいたい、素敵な結婚をしてほしいという気持ちが前提にあります。

そんな中、絶対に結婚できない存在であるサクラを入れてしまったらどうなるでしょう?
サクラだということがバレたなら、当然、結婚相談所の評判はガタ落ちです。
サクラとの婚活は絶対に成功しないため、頑張って活動している利用者を裏切ることになりますし、サクラとうまくいかなかった利用者が婚活を諦めてしまう可能性すらあります。

結婚相談所はその目的や役割上、サクラは必要ない、むしろ排除したいと考えているのです。

「会えない」サクラがいる可能性はある?

このように、結婚相談所を介して実際に会う相手がサクラである可能性はゼロに近いです。
ただ、自分で条件をもとにお相手を探す、いわゆるデータマッチング型の結婚相談所で「絶対にお見合いが成立しない」、データ上のサクラがいる可能性は否定できません。

例えば、希望条件で検索をかけた時に場違いなほどスペックの高い人がいるなど。
特にハイクラスの方との結婚を希望している場合、スペックだけで判断しようとすると引っかかってしまう可能性があります。
ただし、データだけのサクラはお見合いがそもそも成立しないため、利用者側が時間やお金をムダにする可能性は低いでしょう。

仲人型、つまり結婚相談所側がお相手候補を見つけて紹介するタイプの結婚相談所の場合、会えない存在のサクラを紹介されることはありえませんので、その点は安心です。

サクラ行為は労力に見合わない

実は、商業的な視点から見てもサクラ行為の恩恵はほとんどありません。
サクラを用意するには、矛盾しないプロフィール・顔写真が必要になりますが、作成やアカウント管理の手間はコストに直結します。
また、社員にサクラ行為をさせる場合、退職後に内部告発されるリスクもあり、とてもじゃないですが労力に見合ったメリットがあるとは言えません。

退会回避の目的でサクラがいる可能性は?

結婚相談所の入会手続きをする女性

結婚相談所は長く月会費を取りたいから、サクラを用意して婚活の邪魔をするのでは?」という意見も見かけますが、これについても「ありえない」と言えます。
なぜなら、結婚相談所で一番お金がかかるのは「入会の時」もしくは「結婚が決まって退会する(つまり、成婚料を払う)時」であり、利用者に長期会員になってもらう意味は希薄です。

お相手候補との交際期間に上限設定がついているところもあり、サクラによる会員期間引き伸ばしのメリットはほとんどありません。

また、結婚相談所は成婚率や在籍期間の短さがアピールポイントになるため、婚活を長引かせるだけのサクラはむしろ邪魔になります。
その意味でも、わざわざお金を払ってサクラを雇う可能性は低いと言えるのです。

サクラのうわさが消えない理由

空にハートの折り紙を掲げる

ここまでお話してきた通り、結婚相談所を活用しての婚活の場合、サクラに会ってしまう可能性はとても低いといえます。

しかし、インターネット上では「結婚相談所はサクラばっかり!」「サクラのせいでなかなか結婚できない!」という意見をちらほら見かけます。
サクラを使うメリットが一切ないのに、「結婚相談所にサクラがいる」と言われ続けるのは何故なのでしょうか?

これは私の個人的な意見ですが、「結婚相談所にサクラがいる!」という噂の中には「相手をサクラだと思い込んでいる」パターンがあるのではないでしょうか。
つまり、自分の婚活が上手くいかなかったときに「あの人はサクラだった、だから結婚できなかったんだ」と思い込むことで自分の気持ちを落ち着けるというものです。

結婚相談所では、基本的に知り合いとマッチングすることはありません。言い換えれば「自分の身内も知り合いも、お相手候補について知らない」のです。誤解を恐れずに言えば、上手くいかなかった相手にサクラの濡れ衣を着せてもバレません。

そこまでいかなくても、友人と話している時に冗談で「あの人サクラだったかも」と言ったのを友人が真に受けるというケースもあるでしょう。
いずれにしても「結婚相談所にサクラがいる」というウワサはそれ自体の信ぴょう性が低い、文字通りのウワサ話だと考えられます。

婚活は本人の「結婚したい」という気持ち、そして行動が決め手となります。
ありもしないサクラのウワサに惑わされ、疑心暗鬼になって困るのはあなた自身です。
安心して結婚相談所を活用してくださいね!