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都心に比べ、婚活難易度が高い?

田んぼが広がる地方の街並み

「最近は都会の生活に疲れて地方に嫁ぎたいという話も聞きますが、実のところ、地方での婚活状況ってどうなんでしょう?」

地方で婚活をしている、もしくは婚活したいという人からよく聞く質問です。確かに最近は自治体主導の地方婚活パーティーの話や移住によるメリットの話を聞くようになりましたし、結婚相談所の地方支店も増えてきました。
そのため「地元で婚活していい人が見つかるのでは?」と思っている方もいるかもしれません。

ただ、事実を述べるなら、地方での婚活は都会に比べて厳しいと言わざるを得ません。
「両方が同地区に住んでいる場合」「片方が都会に住んでいるの場合」「それぞれ別の地方に住んでいる場合」等、様々なパターンがありますが、どれも「都会に住んでいる同士」より難易度が高いのです。

これは都会と地方では婚活をめぐる状況が全く違うことが挙げられます。地方婚にこだわるのならば、その違いを意識したうえで活動する必要があるでしょう。

今回は地方での婚活の現実と地方での結婚にこだわりたい場合の婚活方法についてお話しします。

地方と都会の婚活事情はこんなに違う

地方と都会の婚活事情を考える女性

まずは、地方と都会の婚活事情の違いを押さえておきましょう。
このことを知っているかどうかは婚活の成功率に大きくかかわってきます。
地方と都会の違いを大まかにまとめると、次の表のようになります。

地方 都会
婚活希望者の人数 少ない 多い
結婚年齢 平均より若い 平均より上
交友関係 狭い 広い
収入 少ない 多い

そう、婚活を取り巻く状況は、都会と地方で正反対なのです。

人口のせいとは限らない

まず、婚活希望者の人数。地方と都会では天地の差があります。
これは単純に人口の差ということもありますが、若い人が進学や就職等の理由で都会に出てくるケースが多いことも影響しています。
当然、婚活者が多い方がチャンスは多く、ご縁が繋がる可能性も高くなります。

相手がいる人は早く結婚する

意外に思うかもしれませんが、地方と都会の平均結婚年齢を比べると地方の方が若い傾向があります。
厚生労働省の人口動態調査2018によると、男性の平均初婚年齢で最も若いのが宮崎県29.7歳、次いで沖縄県30歳、岡山県30.1歳と続きます。
反対に年齢が高いのが東京都32.3歳、神奈川県31.8歳、京都府31.5歳。全国の平均結婚年齢は31.1歳ですから、地方ほど若いうちに結婚するという傾向は明らかです。

女性も同じ傾向が見られます。
女性の平均初婚年齢で最も若いのは岡山県と宮崎県の28.7歳、次に福島県の28.8歳です。
反対に年齢が高いのが東京都30.4歳、京都府30歳、神奈川県29.9歳で、全国平均は29.4歳です。

地方の場合は顔見知り以外の交友関係が広がりにくく、学生時代の付き合いの延長線上で結婚するケースが多いため、結婚が早いと言われています。

交友関係の開拓が難しい

交友関係の多彩さも、地方と都会では大きな差があります。地方の場合、良くも悪くも地元で交友関係が完結しやすく、交際している男女の親同士がすでに知り合い、職場の同僚が同じ学校出身というケースも珍しくありません。

そのため、結婚に繋がる交友関係がある人は早く結婚するのですが、良い出会いがなかった人や従来の交友関係以外の人と出会いたい人は苦戦しやすくなってしまうのです。

都会並みの高収入はNG条件

地方と都会の収入格差もまた、婚活においては重要なポイントです。
地方と都会では生活にかかる費用が異なるため、見た目上の収入と生活水準は必ずしも一致しないのですが、データで判断される婚活の場では少々不利になってしまうことは事実です。

また、あなたが男性の場合、都会住まいの女性の方が高収入になるケースもあります。
自分の地元にこだわるのであれば、収入は希望条件から外すぐらいの気持ちが必要となるでしょう。

それでも地方で婚活したい人の戦略

地元の繁華街で男性と待ち合わせする女性

このように、地方での婚活は都会に比べて様々なハードルがあります。
結婚だけが目的なら、都会に出てくる、都会住まいのお相手を見つけて自分も都会暮らしをするつもりで動く方が活動しやすいかもしれません。

とはいえ、仕事も家庭の事情もありますし、そう簡単にはいきませんよね。
どうしても地方、今自分が住んでいるところで婚活したい場合は次のような点を意識してみてください。

活動範囲を広げる

地方で婚活をする人に多いのが「活動範囲まで地元に限ってしまう」というミス。
最終的には自分の地元で結婚するとしても、出会いの範囲は隣県やその隣ぐらいまで広げてみましょう。
自家用車を持っているなら、車で日帰りできるぐらいの距離は十分に活動範囲です。

また、移動にかかる出費が大きくなるため無理は禁物ですが、あえて都会まで足を延ばし、地方への移住を検討・視野に入れているお相手を探してみるのもひとつの方法です。

年の差婚を視野に入れる

先ほどもお伝えした通り、地方はそもそも婚活希望者が少ない状態です。
そのため、地方にこだわるのならばお相手の年齢には幅を持たせることが重要になります。
実際、地方では10歳前後の年の差婚はよくあること。
ライフプランとの兼ね合いもありますが、年齢についてはいったん脇に置いて考えるのも一つの方法です。